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唐花見湿原[ からけみしつげん ]

秋がおすすめの唐花見湿原

標高945mの山あいに、周囲をカラマツ・アカマツ・スギなどの針葉樹やコナラなどの雑木林と畑地で囲まれた低層湿原です。 湿原に積もった泥炭は厚さ2.6m以上になり、8000年あまりの歴史を持つといわれます。物資が欠乏した時代には泥炭を掘り出して燃料にしたこともありました。掘跡はトンボなど水にすむ生き物の棲み家になっています。

唐花見湿原の一番良い季節はミヤマウメモドキの実がなる頃です。10月から見られますが、霜が降りた朝や初雪の頃も白と赤のコントラストが美しく、晩秋から初冬にかけての静まり返った湿原の散策はおすすめです。

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