2021.01.31ブログ

大町市をガイドとともに巡る

観光ガイドとの何気ない会話も楽しみのひとつ
大町市に来て、徒歩で散策するのも、サイクリングで巡るのも、バスやタクシーをご利用するなど、どれもおススメの観光ですが、今回は観光ガイドから歴史や時代背景、文化の話を聞きながら巡る『ガイドとともに巡る観光』をご紹介します。何よりも、ガイドとの何気ない会話を楽しめるのが『ガイドとともに巡る観光』の魅力です!
ご紹介している観光コースとしては、街なかコース、塩の道コース、水巡りコース(バス利用)、黒部湖畔コースなどのほか、お客様のご要望をお聞きしてのオリジナルツアーもご案内することができます。また、ご紹介している観光ガイドにつきましては、個性あふれるガイドが魅力的な独自の視点と感性で、歴史や文化などご案内させていただきます。目に見えるものだけでなく、そこに隠された歴史や文化などを紐解くことで、その昔の人々の行動や生活が見えてきます。今回は、大町市の社地区をガイドさせていただきましたので、少しご紹介いたします。国宝 仁科神明宮とその先の塩の道のコースをほんの少し巡るコースになります。

こちらのコースは、昨年11月に開催された『秋・絶景の北アルプスと塩の道ウォーク』の国宝 仁科神明宮をスタートして、晴れていれば雪の北アルプスを眺めながら、ポイント地点ではガイドの話しを聞きながら、『JR信濃大町駅』までを徒歩で進む、約8キロのコースの一部となります。今回は、お客様のスケジュールを考えて短く設定いたしました。画像で少しご紹介いたします。

心も身体も静寂に包まれる
◆国宝 仁科神明宮 *昨年、遷宮祭が行われました。
現在、3月上旬ごろまでは新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点により、社務所、資料館、宝物殿は、お休みしておりますが、参拝するのはご自由にできます。平日でしたが、多くの参拝する方が訪れていました。


*佐々屋幾神社

*館ノ内居館跡近くから、遠くに見える北アルプス

*大町市街地にも「竈神社」はありますが、最初に社地区に造られました

国宝仁科神明宮は、JR信濃大町駅から南へ約7キロ。大町市でも最南に位置し社地区(やしろちく)という所になります。社地区は、市内でも比較的、雪は少ない地域で、駅まで続く「塩の道」から眺める北アルプスは何とも印象的です(すっきりと晴れていれば、北アルプスに出合えます)。

国宝 仁科神明宮から「塩の道」をJR信濃大町駅方面へ歩いてくると神社や史跡など多数ありますので、歴史を紐解くことができます。中でも社地区の「館ノ内」(たてのうち)という地域では、大町市内から少し離れた大町温泉郷までも見渡せる高台になっていることに気づきます。ここ館ノ内公民館は、大町市の歴史には欠かせない、豪族仁科氏の居館跡となりますが、大町市街地からでは館ノ内公民館から遠くを見渡せることには気づきにくく、その場に立つことで、その頃の風景が見えてくるような気がします。

~社地区の館ノ内地域からの風景~ (画像は昨年撮影)
*中央の奥の方は、大町温泉郷近くになります。

*昨年5月の社地区の館ノ内地域付近の田植えの終わった田んぼ


今でも昔のままの蔵も多く点在し、高台なのに水も豊富に流れ、水の入った田んぼには北アルプスを映し出すほどの広大な景色が飛び込んできます、是非一度、足を運んでいただき田んぼに映し出される北アルプスを見ていただきたいです。ちなみに、田植えが終わった、風の無い天気のよい日がおすすめです。

神社や道祖神も多くあり、その昔には塩の道を歩く人々や生活をする人々の姿など、当時の様子が鮮明に見えてくるように思えます。なかなか個人で歩くだけでは見えてこない、その土地の背景ですが、ガイドとともに歩くことで、土地の歴史や文化、生活のことなどを見知ることができます。特に食文化については、ガイドと話した後に、その土地の物が豊富に取り揃えられている、スーパーやお土産屋さんに立ち寄られることをおすすめします。土地の食材や食品に出合うことができます。

見どころ豊富、自然はもちろん史跡や見学施設満載
大町市では、歴史、文化などを身近に感じていただけるようにガイドがご案内します。『ガイドともに巡る観光』にご興味がございましたら、大町市観光協会へお問合せください。信濃大町ならではの魅力をご案内させていただきます。
新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から、人数制限などの対応を行い、マスク装着に配慮し対応しておりますが、開催できないこともございます旨ご了承願います。

『ガイドとともに巡る観光』については、大町市観光協会HP内コチラをご確認ください。

~社地区県道から撮影した風景をご紹介~ (画像は2021.1.25夕方撮影)
同じ大町市でも、これほどまでに雪が無いのは社地区だけ?!

PAGE TOP