3/14高瀬渓谷の入り口にある千年の森自然学校にて「北アルプス学びと遊びの旅行社企画」の「春を感じる樹液ツアー」内覧会に参加してきました。
雪深い場所を散策するので、カンジキをはきます。
ガイドさんたちの先導で雪道を森の奥へと歩きます。
少しガニ股気味に歩かないと、自分の反対の足のカンジキを踏んで転びます。
道中に樹液の採取場所がありました。ウリハダカエデの樹液を試飲しました。
ほのかに甘く癖のない味です。
千年の森自然学校の朝重孝治さん、無造作に道端に落ちているように見える枝の一つにもストーリーがあるということをおしえてもらいました。
ネイチャーガイドの荒山里利さん、俳人でもある荒山さん季語と交えたお話。
自然の現象を言葉にすることが先人たちは巧であったとということに感動しました。
斜面を転がってきて丸まった天然の雪玉、「雪まろげ」は冬の季語だそう。
雪深い森に春を告げるマンサクの花が咲いていました。
木立の中にツリーハウスが見えてきました。千年の森自然学校の中心部ここで電気、ガス、水道の無い自然を学び楽しむキャンプが体験できます。
オニグルミの樹液がたまっています。こちらも試飲。
先ほどのウリハダカエデより甘味を感じるとともに木の香りも強く感じます。
木の根元の雪がとけています。春を感じたこれらの木が水を吸い上げ芽吹きの準備を始める今の時季しか樹液は取れないそうです。
貴重な体験をさせていただきました。