2022.05.13ブログ

りんごの摘花作業

GW明けの信濃大町では現在、桜が散るのを待っていたかのようにりんごの花が見頃を迎えています。
白くて美しいりんごの花ですが、この花が咲くとりんご農家さんは大忙し。
今回は峯村農園さんの摘花作業を撮影させていただきました。

りんごの花が咲くと人工授粉・摘花・摘果とおいしいりんごが実り、育つためのお世話が始まります。
峯村農園さんでは今年はGW頃に人工授粉作業が終わり、ここから1カ月ほどで摘花作業を行うとのこと。
摘花とは、1か所に4輪から6輪咲くりんごの花を中心の1輪だけ残してそれ以外を摘み取ってしまう作業です。
さらにここから最終的に1/4~1/5まで実を選りすぐっていくそうな…。
これだけ綺麗なお花がたくさん咲いても、実際にりんごの果実となりお店に並ぶのはほんの一握りなのです。
この作業を見ると普段食べているりんごが数あるお花の中から選ばれた極上の1輪だったことがわかります。

摘み取らずに残す中心の1輪は一番早く咲くので、摘花時には花びらが落ちてしまっていることも。
一見すると全て摘み取ってしまっているように見えるかもしれませんが、しっかりと見極めて作業されています。

残雪の北アルプスとりんごの摘花作業はこの時期ならではの風物詩です。

りんご畑には摘み取られた白い花びらが散りばめられていました。
こうした地道な作業を見せていただくと、収穫の季節がより一層待ち遠しくなります。
峯村農園の皆様、ありがとうございました!

【峯村農園様HPはこちらからどうぞ】

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