6月1日(水)に高瀬ダムから歩いて30分ほどの濁沢の滝へ行ってみました!
この日は薄曇りのお天気で、軽いトレッキングにはちょうど良い気候でした。
七倉山荘手前の駐車場に車を停め、特定タクシーで高瀬ダム堰堤へ向かいます。
七倉山荘から先は管理用道路となっており一般車両の通行が規制されています。
徒歩で約1時間30分かけて高瀬ダム堰堤まで行くこともできますが、特定タクシーを利用すれば約15分で運転手さんの豆知識を聞きながら堰堤までたどり着くことができますのでおすすめです。
今回は3,000円のタクシーチケット購入で5,000円分使えるお得なクーポン「とくとくタクシーチケット」を使いました。
特定タクシーは片道2,400円、往復で4,800円ですが、この「とくとくタクシーチケット」を購入すれば実質3,000円の費用負担で往復できます。
とってもお得なこの「とくとくタクシーチケット」はJR大糸線信濃大町駅舎内にある大町市観光協会か、大町温泉郷にある大町温泉郷観光協会、もしくは各タクシー会社(アルピコタクシー、アルプス第一交通)の市内事務所でお買い求めいただけます。
有効期限は購入日から1カ月ですが、2,500冊限定販売ですのでお早めにお買い求めください。
くわしくは「とくとくタクシーチケット特設ページ」をご覧ください。
さぁ、タクシーに乗り込みレッツゴー!
10分ほどで高瀬ダムが見えてきます。巨大なロックフィルダムをタクシーでスイスイ登っていきます。
高瀬ダムの堰堤に到着しました。
最終目的地は濁沢の滝なのでここから30分ほどトレッキングします。
エメラルドグリーンのダム湖で有名な高瀬ダムですが、ダム湖内に流入した土砂を搬出するため、大型トラックが頻繁に通行しています。
堰堤やトンネル内を歩く際はご注意ください。
ロックフィルダムを間隔を保って下っていく大型トラック。なんだかおもちゃのようで可愛いです。
トンネル入り口の槍見台からはお天気が良ければ槍ヶ岳の穂先が見えます。
トンネルを抜けるとすぐに不動沢のつり橋があります。
紅葉シーズンには美しい金色の景色が広がるつり橋ですが、新緑のこの時期も清々しく綺麗でした。
一部足元の木が破損している箇所がありますので通行時はご注意ください。
秋はこうなります。比べてみると秋が待ち遠しくなりますね。
つり橋から見る高瀬ダムは少しクリーム色がかって見えました。
足元にご注意ください。
つり橋を渡ったら濁沢キャンプ場の案内看板に従って烏帽子小屋方面へ進んでいきます。
途中倒木などもありましたが通行に支障のないよう、道にかかる部分は切断されていて問題なく進むことが出来ました。
本命の濁沢の滝目指してラストスパートです!
この先は白い砂浜のような道をとにかく滝に向かって歩いていきます。
進む方向の目印が少し分かりにくいので、滝とダムの位置を目で確認してから滝に向かって進んでください。
滝までであれば運動靴でも歩いていくことができますが、足元がジャリジャリしているのでハイカットでない運動靴だと靴の中に細かい砂が入って不快かもしれません。
土砂の運搬作業を横目に滝を目指して進んでいきます。
濁沢の滝に近づいてきましたが、なにやら滝の下のあたりがふさがっているような…。
近づいてみるとなんと、滝壺のあたりに覆いかぶさるようにして残雪がありました。
この残雪が完全に溶けるのは7月に入ってからでしょうか。
下の方はぽたぽたと雪解け水が滴っていましたので、この上には登らない方が良さそうです。
残雪に阻まれ濁沢の滝の全貌は見ることができませんでしたが、それでも豪快な音とともに迫力が伝わってきました。
ちなみに、烏帽子岳など裏銀座へ向かう登山道入り口へ行くための丸太橋はしっかりと残っていました。
高瀬ダム堰堤から片道30分、往復で1時間のトレッキングでした。
せっかくなので帰りの特定タクシーで高瀬ダムの下に寄ってもらい、日本で2番目に高いダムを眺めました。
大町市は日本一の高さを誇る黒部ダムの玄関口として有名ですが、その黒部ダムのすぐ近くに日本で2番目に高いダムである高瀬ダムがあります。
高瀬ダムはロックフィルダムとしては高さが日本一で、実際に積み上げられた石のひとつひとつを見てみると、その石の大きさと数に圧倒されます。
特定タクシーを利用するとダムカードももらえます。
高瀬ダムの堰堤から1時間程度で行って帰ってくることが出来る気軽なトレッキングコースなので、がっつり登山装備でなくても楽しむことができました。
今年のグリーンシーズンはぜひ高瀬渓谷の不動沢のつり橋、濁沢の滝へチャレンジしてみてくださいね!