2025.07.13ブログ

真のエンターテイナー浅利慶太氏の気迫と祈り

7月12日(日)わっぱらにある、浅利慶太記念館にて穴場旅ツアーが開催されました。

館長の浅野さんから、直にご本人と歩まれた軌跡と息遣いを直接うかがうことができ
劇団という形で、人を喜ばせることに真剣に取り組まれた浅利慶太氏の姿勢にふれる思いがして、胸が熱くなりました。

芸術というと、余白にうまれるもの、という感じがしますが
劇も含めた芸術が、いかに私たちの命を癒し励ましいつくしんでくれているか
ということを感じました。

その芸術に、真剣にうちこむこと。まさに人生をかけて取り組むことは
一筋縄ではいきません。

そんな真摯な姿勢と、そのまんなかにある「祈り」をかんじた一日でした。

その土地に生きたすべての魂に敬意を
そして今生きるすべてのいのちにあかりとぬくもりを。

そんな浅利慶太氏の祈りが聞こえてきたような気がします。

 

「ものを大事にするひとは、人も大切にする」という言葉を聞いたことがあります。

つねにお客様目線で喜んでいただけることを旨とした浅利慶太氏。
その気迫をいまもありありと体現しているのが
一般のお客様にはおみせしていないバックヤードに保管されている
これまでの講演で実際に役目をこなした大道具たち。

倉庫やスタッフの方々のようすから、本当に大切にされてる、と感じました。

いつか子供たちがまだちいさかったときに一緒に見たライオンキングのキリン。
実物を見られて、なんだか感動し、またとてもなつかしかったです!
サバンナの水が枯れてなくなってしまうシーンの
演者がだれもいないステージに青く広がった大きな布が
静かに地面に吸い込まれていく演出を思い出しました。

数々のエピソードをまじえながらおもしろく飽きさせない説明と
浅利慶太氏の思いを継ぎ、熱く語ってくださった館長の浅野氏に感謝いたします。

 

本日7月13日は劇団四季の創始者浅利慶太氏のご命日だそうです。
心からご冥福をお祈りいたします。

 

穴場旅ツアーはこのあと9/6(土)と10/18(土)にも開催されます。
一般には公開されていないバックヤードの見学と
浅利慶太氏本人の肌の温度が感じられる浅野館長のお話が聞ける
文字通りの穴場旅です。

ぜひご一緒ください!

 

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