花情報
花ごよみ
SPRING
ザゼンソウ
3月上旬~4月中旬
宮の森自然園・居谷里湿原
開花する際に発熱する植物のため、周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出します。
福寿草
4月中旬~4月下旬
海の口・新行高原
春を告げる代表的な花。海の口地区の「塩の道」周辺と、新行から稲尾へ下る県道393号の入口付近では、日当たりのいい斜面に群落して咲きます。
オキナグサ
4月上旬~4月中旬
須沼
かつては自生していましたが、現在は「おきな草の里づくりの会」が種から育てた1万株以上が須沼のオキナグサ園に植えられています。
リュウキンカ
4月上旬~4月下旬
宮の森自然園・居谷里湿原
居谷里湿原のミズバショウと同じ水辺に咲きます。鮮やかな黄色が目を引きます。
ソメイヨシノ
4月中旬~4月下旬
大町公園周辺
観光道路や大町霊園などで「桜と北アルプス」のツーショットが見られます。
ハナカエデ
4月中旬~4月下旬
居谷里湿原
日本で最北端の自生地です。4月下旬には花が真赤に染まり、秋には葉が赤や黄色に紅葉します。
コブシ・タムシバ
4月中旬~5月上旬
高瀬渓谷・山麓一帯
群生するのはタムシバ、群れずに大きな木になるコブシは花の下に一枚の若葉がつき、タムシバにはないという見分け方があるとか。 群生地は白い花が雪のように山肌を覆います。
オオヤマザクラ
4月中旬~5月上旬
仁科三湖周辺・大町温泉郷
仁科三湖周辺のオオヤマザクラは、市街地のソメイヨシノの見ごろが過ぎた頃、咲き始めます。中でも中綱湖は、カメラマンに人気の撮影ポイントです。
ミズバショウ
4月中旬~5月上旬
居谷里湿原・黒沢高原
代表的な場所は居谷里湿原ですが、黒沢高原や宮の森自然園、葛温泉でも見ることができます。
シバザクラ
4月下旬~5月下旬
農具川河川公園
愛護会の皆さんが丹精込めて整備した公園で、見事なシバザクラが咲き誇ります。雪解け水が流れる農具川のきらめきとともに、春を感じる風景が楽しめます。
カタクリ
4月下旬~5月上旬
鹿島槍黒沢高原
大町市の「市の花」です。鹿島槍黒沢高原のゲレンデの雪が解けると、やがて群落を作って姿を現します。
菜の花
4月下旬~5月下旬
海ノ口・中山高原ほか
5月5日の塩の道祭りで人気の撮影ポイントとなっているのは、海ノ口の菜の花畑です。中山高原の北アルプスを望む丘を彩る菜の花は、おいしい菜種油となります。
リンゴ
5月上旬~5月中旬
市内各所
朝晩の気温差がある大町ではおいしいリンゴができます。市内各地にリンゴ畑があり、桜が散ってからも目を楽しませてくれる花のひとつです。
ミツガシワ
5月上旬~5月下旬
居谷里湿原
中央部の「ハンノキ広場」付近に群落で咲きます。葉の緑と真っ白な花のコントラストが美しく、花びらにあるひげのような繊毛が特徴です。
れんげ草
5月中旬
須沼
自然農法れんげ米の田んぼがあります。毎年5月中旬、須沼地区にある田んぼでは、生産者との交流イベント「れんげ草まつり」が開かれます。
イヌザクラ
5月下旬~6月初旬
大塩
1つ1つの花は確かにサクラの花のようですが、穂状につらなる姿はサクラのイメージとはかけはなれています。美麻大塩にある「静の桜」は静御前伝説の木です。
SUMMER
サワオグルマ
5月中旬~6月中旬
居谷里湿原
ミツガシワを追うように咲くのがサワオグルマです。小さい黄色い花は寄って見るとひまわりのような可愛らしい花です。
レンゲツツジ
5月下旬~6月中旬
農具川沿い
地方名のオニツツジは鬼女紅葉伝説から。草地や高原などに自生する他、農具川沿いには住民有志でつくる農具川環境美化委員会により1,500株以上のツツジが植えられています。
シャクナゲ
5月下旬~6月中旬
鍬の峰ほか
シャクナゲの山と言われるほどの鍬の峰(1,623m)では、登山口付近と山頂付近の稜線に群生しています。
アヤメ
5月下旬~6月下旬
農具川沿い・居谷里湿原
居谷里湿原ではカキツバタ,アヤメ,ノハナショウブのアヤメ三種を見ることができます。農具川沿いには、住民有志による1万株のニホンアヤメが植えられています。
そばの花
8月下旬~9月中旬
中山高原・新行高原
市内各所でそばの畑を見ることができますが、やはり絵になるのはそばの里新行と、菜の花に替わって丘一面に咲く中山高原ではないでしょうか。
AUTUMN
フジバカマ
9月中旬~9月下旬
簗場
簗場地区には、個人宅の畑やヤナバスキー場などにフジバカマが植えられていて、毎年アサギマダラが飛来してきます。ピーク時には3,000ものアサギマダラが集まり、優雅な姿を見せてくれます。