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No.12 木を切ることは自然破壊!? 間伐体験で水源林を守ろう(北アルプス学びと遊びの旅行社)

日本の国土の67%を占める森林ですが、普段なかなか踏み入ることはありません。このプログラムでは、林業従事者の案内で北アルプス山麓の森に入り、間伐を見学します。その後長い時間をかけて育まれた一本の木の年輪を観察したり、のこぎりで枝や丸太を切って活用を考えたりする体験を通じて、天然資源の持続可能な活用やゼロカーボンの意味、自分たちの「つかう責任」について学びを深めます。令和6年から導入される森林環境税の意味を理解するプログラムとしてもおすすめです。木材の活用については、学校の希望と滞在時間に応じて提案します。最も短時間でできるのはコースターですが、スマホ立てやペン立て等のクラフトや、スウェーデントーチの制作も可能です。

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学習プログラムの
ポイント

Point

林業従事者の案内で森林を
観察し体験を実施

Point

山仕事の現状や
林業の必要性を肌で感じる

Point

木材活用やゼロカーボン達成に
向け、できることを考える

プログラムの流れ

  • はじめの会
  • 森林散策(30分)
  • 選木と説明(30分)
  • 伐倒見学(30分)
  • 年輪観察(30分)
  • ノコギリで玉切りや枝払い体験(60分)
  • 終了 (別にクラフト制作や木こりとの交流などのご相談に応じます。)

森づくりから材の活用までを学ぶ教育旅行プログラム

一本まるごと物語

  • 森林整備が持つさまざまな意義と方法を学ぶ
  • 森の機能を知り、生活とのつながりを考える
  • 狙った方向に正確に倒す職人技!

  • ノコギリで枝を払います

  • 多様な樹種が見られる豊かな森

長い時間をかけて育まれた一本の木を、林業者と共に伐倒し、枝を切ったり、広葉樹と針葉樹を比較したり、加工したりしながら、自分たちの生活と森林のつながりを考えます。木を伐ることで木を大きく育て、水を貯める土をつくり、多様な生き物が棲む森を育むなど、様々な機能を持つ「豊かな森づくり」を体感します。
転職者や移住者の多い林業従事者との交流を通して、山仕事やキャリアについての理解も深めます。

伐倒見学

  • 健康な森を守り育むための知識を学ぶ
  • 大迫力の伐倒を間近で見学

よい森づくりのために人ができることは、間伐して光の量を調節することです。どの木を間伐するのか、どの方向に倒すのか。みんなで考えながら、きこりの森づくりの知恵を学び、伐倒を見学します。

年輪体験

  • 年輪が持つさまざまな情報を読み解く
  • 樹木に触れる楽しさを味わう

さまざまな樹種や森林タイプが見られる生物多様性の高い森林で、伐った木の根元を薄い輪切りにし、年輪を観察します。年輪から分かる情報は樹齢だけではありません。過去の森の環境などを思い浮かべながら、木の一生に思いを馳せます。

丸太切り・枝払い体験

  • 実際にのこぎりを使って林業を体験
  • お土産のクラフト工作も可能

班ごとに分かれ、のこぎりを使って丸太切りや枝払いに挑戦します。丸太はチェーンソーで切り込みを入れてもらい、お土産のログトーチにすることもできます。班で協力しながら、自然のなかで体を動かす体験が人気のプログラムです。

探究学習の流れ

Step

事前学習課題の明確化

事前学習

森林の機能や間伐の意味を学ぶ
①森林の多面的価値や機能について調べる
②森林環境税について調べ、森の整備に自分たちの税金が使われていることを知る
③森林整備の意義と方法を学ぶ(林業従事者によるオンライン授業可)

Step

現地学習答えを導く

現地学習

・林業従事者の案内で森林を観察し、間伐する木を選び、伐倒作業を見学する
・伐った木の年輪を数え、その木の一生を推測する
・造材や枝払い作業を体験する(クラフト等への活用は希望に応じます)

Step

事後学習掘り下げる

事後学習

・木材の活用を考える
・ゼロカーボンを達成するためにできることを調べる

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