教育・団体旅行
No.12 木を切ることは自然破壊!? 間伐体験で水源林を守ろう(北アルプス学びと遊びの旅行社)
日本の国土の67%を占める森林ですが、普段なかなか踏み入ることはありません。このプログラムでは、林業従事者の案内で北アルプス山麓の森に入り、間伐を見学します。その後長い時間をかけて育まれた一本の木の年輪を観察したり、のこぎりで枝や丸太を切って活用を考えたりする体験を通じて、天然資源の持続可能な活用やゼロカーボンの意味、自分たちの「つかう責任」について学びを深めます。令和6年から導入される森林環境税の意味を理解するプログラムとしてもおすすめです。木材の活用については、学校の希望と滞在時間に応じて提案します。最も短時間でできるのはコースターですが、スマホ立てやペン立て等のクラフトや、スウェーデントーチの制作も可能です。
プログラムの流れ
- はじめの会
- 森林散策(30分)
- 選木と説明(30分)
- 伐倒見学(30分)
- 年輪観察(30分)
- ノコギリで玉切りや枝払い体験(60分)
- 終了 (別にクラフト制作や木こりとの交流などのご相談に応じます。)
実施可能時期 | 5月6日~10月20日 |
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所要時間 | 3時間~ |
対象 | 中学生・高校性 |
対応可能人員 | 40~100名 |
探究学習のポイント
Step
事前学習課題の明確化

森林の機能や間伐の意味を学ぶ
①森林の多面的価値や機能について調べる
②森林環境税について調べ、森の整備に自分たちの税金が使われていることを知る
③森林整備の意義と方法を学ぶ(林業従事者によるオンライン授業可)
Step
現地学習答えを導く

・林業従事者の案内で森林を観察し、間伐する木を選び、伐倒作業を見学する
・伐った木の年輪を数え、その木の一生を推測する
・造材や枝払い作業を体験する(クラフト等への活用は希望に応じます)
Step
事後学習掘り下げる

・木材の活用を考える
・ゼロカーボンを達成するためにできることを調べる