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No.24 博物館で学ぶ自然と人々の暮らしのSDGs_B(大町山岳博物館)

大町山岳博物館は、北アルプスの山岳環境と自然を見つめ直し、地域の文化を求める拠点として、「岳のまち・大町」にふさわしい日本初の「山岳」をテーマとする博物館です。昭和26年(1951年)11月1日に誕生、現在まで70年余りの歴史を誇る総合博物館です。
テーマを「北アルプスの自然と人」とし、常設展示には3階に北アルプを一望する展望ラウンジが、2階には当地域の地質の特徴を物語る北アルプスの成り立ちやフォッサマグナの展示のほか、北アルプスに生息する動物やその生活史を学ぶことができます。また1階では人が北アルプスなどの山々とどのような関わりをもって暮らしてきたのかを様々な歴史・民俗資料、登山資料などを展示し紹介しています。特別展示室で、様々な企画展を開催し、冬期期間中を中心に「山と美術」と題し、山岳風景画の絵画作品をご覧いただけます。

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プログラムの流れ

  • 博物館3階展望ラウンジ(大町市・山岳などの紹介)
  • 2階常設展示室(気候・山の成り立ち・山と生きもの)
  • 1階常設展示室(山と人々の暮らし・山から流れる 水と共に生きてきた人々の歴史と文化)
  • 付属園(飼育動物の見学)※上記が一般的な順路ですが、クラスが複数になった場合には、ローテーションで巡回します。

探究学習の流れ

Step

事前学習課題の明確化

事前学習

高山に棲むニホンライチョウの数がこの数十年にわたって減少しています。何が原因で数が減っているのか、その答えは一つではないかもしれません。自分なりに原因を考えてみましょう。また博物館は減少を食い止めるために、ある取り組みを行っています。どのような方法があるか考えてみましょう。

Step

現地学習答えを導く

現地学習

博物館の剥製や付属園で飼育している生きたライチョウを観察しながら、高山での生活について学びます。ニホンライチョウの生息環境をとりまく変化や温暖化による影響など、実際に山でどのような変化がおき、ライチョウの現状はどのような状況に置かれているのかを学んだうえで、博物館では減少をくいとめるためにどの様な取り組みをしているのか学びます。

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事後学習掘り下げる

事後学習

将来温暖化が進めば高山の気候はどのように変化していくのかを想像しつつ、ライチョウが減少を食い止め、高山をふくめた持続可能な環境を維持し、人々が暮らし続けるためにはどうすればよいのかまとめてみてください。

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