教育・団体旅行
No.25 第二のふるさとづくりin白馬村 農家民宿で本物を学ぶ、生きる力を養う、仲間をつくる(JA大北旅行センター)
JA大北では、「第二のふるさとづくり」として、北アルプスの麓白馬村の農家民宿で「農村生活ふれあい体験」を提供しています。農家民宿とは農家が運営する宿で、農山村生活や農林業などが体験できます。宿の方とのふれあい、体験活動を通じて、人と人がつながる大切さや農業の楽しさ、大切さ、喜びを学べます
学習プログラムの
ポイント
Point
五感を養う
「農村生活ふれあい体験」
Point
人や環境とのふれあいを通じて
新たな一面を引き出す
Point
万全で柔軟な
受け入れ体制
プログラムの流れ
- 〈1日目午後〉入村式(白馬村内)
- 各農家民宿へ移動 ※バスまたは各民宿での送迎
- 農家民宿別体験活動(農作業・食づくり・ものづくり)※体験内容は民宿毎、季節によって異なります。
- 〈2日目午前〉退村式(白馬村内)
実施可能時期 | 5月~10月 |
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所要時間 | 1泊2日(農家民宿での宿泊) |
対 象 | 小学生・中学生・高校生 |
対応可能人員 | 250名程度(1軒あたり5名ほどで分宿) |
単なる体験とは違う、「農村生活ふれあい体験」の学び
農村生活ふれあい体験
- アットホームな環境でありのままの農村生活を体験
- 農業の楽しさ、大切さ、喜びを学ぶ
体験内容は「農作業」「食づくり」「ものづくり」と大きく3つに分かれますが、内容は宿ごとオリジナルのものであり、全て各宿主導で行います。各民宿では、生徒たちを自分の子どもや孫のように、「おかえりなさい」と迎えます。アットホームな環境で、ありのままの農村生活を体験することができます。防災・衛生面での基準もクリアしており、分宿範囲も最大車で15分圏内のため、巡回がしやすい
のが特徴です。
農作業
野菜の作付けや収穫、キノコの駒うち(植菌)など、季節ごと、宿ごとにさまざまな体験を用意しています。農家の方との触れ合いを通じ、農業の楽しさや大変さを学び、食や農村の未来を考えます。
食作り
地元の人が講師となり、そば打ちやおやきづくり、郷土料理づくりを行います。仲間と一緒に、地域で育った野菜がおいしい食事になる過程を体験しながら、食や農業の大切さを学びます。
ものづくり
わら細工や草木染め、織物など、昔から伝わる「ものづくり」を体験しながら、暮らしの知恵を学びます。身近な素材を活かして道具を作り、自然と共存してきた姿には、持続可能な社会につながるヒントがたくさん隠れています。
探究学習の流れ
Step
事前学習課題の明確化
農家民宿がある長野県白馬村は北アルプスの麓に広がる自然豊かな地域です。近年、雪不足など、環境問題が課題となるなか、観光資源である「自然環境」を守るため、白馬村では持続可能な観光地に向けて取り組んでいます。JAでの出張事前学習会も可能ですので、白馬村の人々の暮らしや持続可能な観光地をつくるための取り組みについて調べてみましょう。
Step
現地学習答えを導く
農家民宿でのふれあい体験(農作業・食づくり・ものづくり)で、農村での暮らしや宿の方との交流を通じて、白馬村での暮らしや自然を肌で感じてみましょう。宿の方との交流を深め、楽しむことが新たな発見を得る一番の近道です。
Step
事後学習掘り下げる
現地で体験してきたことを振り返り、白馬村で学んできた取り組みや課題を自分の住んでいる地域と比較して考えてみましょう。自分の地域での取り組みや課題がより浮き彫りになって見えてくると思います。そして、自分たちが行動できるところから課題解決に向けてアクションしてみてください。