教育・団体旅行
No.15 博物館で学ぶ自然と人々の暮らしのSDGs_A(大町山岳博物館)
大町山岳博物館は、史誇る総合博物館です。
「北アルプスの自然と人」とする、常設展示は3階に北アルプスを一望する展望ラウンジが、2階には当地域の地質の特徴を物語る北アルプスの成り立ちやフォッサマグナの展示、北アルプスに生息する動植物とその生活史を学ぶことができる展示があります。1階では人が北アルプスなどの山々とどのような関りをもって暮らしてきたのかを様々な歴史・民族資料、山岳資料などを展示し紹介しています。特別展示室では、様々な企画展示を開催するとともに、冬期間などに「山と美術」と題した、山岳風景画の絵画作品などをご覧いただけます。
プログラムの流れ
- 博物館3階展望ラウンジ(大町市・山岳などの紹介)
- 2階常設展示室(気候・山の成り立ち・山と生きもの)
- 1階常設展示室(山と人の北アルプスの近代登山を中心とした山と人のかかわり)
- 付属園(飼育動物の見学) ※上記が一般的な順路ですが、クラスが複数になった場合には、ローテーションで巡回します。
実施可能時期 | 年間(月曜休館、要問合せ) |
---|---|
所要時間 | 1時間程度 |
対象 | 小学生・中学生・高校生 |
対応可能人員 | 40名程度(要相談) |
探究学習の流れ
Step
事前学習課題の明確化

山岳博物館は、山に関する総合的な博物館として、北アルプスの動植物や地質などの自然環境、麓に暮らす人々の文化等を紹介しています。標高の高い北アルプスの動植物や地質、麓に暮らしてきた人々の生活には、どんな特徴があるか想像してください。
Step
現地学習答えを導く

博物館内では動物の剥製や民俗資料などが展示され、付属の動植物園では生きた動物や高山植物をご覧いただけます。これらの実物を見ながら解説を聞くことで、山の自然環境や山麓に暮らしてきた人々の文化への感心を深めていただきます。
Step
事後学習掘り下げる

山岳博物館では、自然を守るための活動や、文化を後世につなぐための取り組みが行われています。具体的に、どのようなことが原因となって自然環境が悪化したり、文化がなくなってしまうのでしょうか。自然や文化を残していくために、何ができるか考えてみましょう。