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No.16 私たちの生活と森林の関係について考える_B(北アルプス森林組合)

北アルプス森林組合は長野県の北西部に位置し、北アルプス連峰を抱える中部山岳地域の雄大な自然の中で活動する林業事業体です。当地域を森林で見ると、全国的に見ても人工林率が低い(30%未満)地域であります。また、自然植生が豊かな雄大な北アルプスが眼前に迫る当地域は観光地としてもとても人気が高く、雪に覆われる冬場はスキー客で賑わいます。
我々北アルプス森林組合では従来の林業に留まらず、生活資源として、観光資源として、また未来へ残す豊かな環境としての山づくりを行っていくべく、当地域にあった森林経営の方法を日々模索しています。

~北アルプス森林組合のSDGs活動~
■2022年に木質バイオマスセンターを建設。木材の中でもこれまで利用が進まなかった不良材を木質チップに加工、熱エネルギーとして地産地消を推し進める。
■CO₂の吸収・固定を促進し、利用可能な森林資源を将来へ残すべく、伐採・造林作業を推し進める。

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プログラムの流れ

  • 森林散策(90分)※任意の森林
  • 林業現場見学(90分)※任意の森林
  • 森林保全活動(60分)※任意の森林or バイオマスセンター

探究学習の流れ

Step

事前学習課題の明確化

事前学習

なぜ北アルプス地域の豊かな森林を守り育てていくことが大切なのか考えましょう。地球規模で森林が減っていること、森林は私たちの暮らしにとても役立っていること、地球温暖化の防止に役立つ二酸化炭素を吸収・固定する機能も持っていることなどを学びます。

Step

現地学習答えを導く

現地学習

森林散策で森の心地よさを体感します。その上で季節や参加者の希望に応じて、どんぐり拾い、植林活動、のこぎりを使った間伐作業、森の資源調査、クラフトなどの森林保全活動を行います。また、林業のプロの作業の様子(太い木の伐倒、ドローンを使った森林調査など)を見学して、今までと違う目で森林を見直してみます。

Step

事後学習掘り下げる

事後学習

作業後の森の変化や、実際に触れてみた木材についてふりかえります。今回の体験を学校や地域での活動に生かしてみましょう。また、家庭で森林を訪れるきっかけにしましょう。

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