像高161.5cm、ケヤキ材、一木造りで内刳り(うちぐり)なし。藤原前期の貞観(じょうがん)時代の特色を残した10世紀初頭(平安中期)の作と思われます。古く木舟の浄福寺から移されたものと伝えられ、仁科文化を物語る大切な仏像です