2022.08.20ブログ

高瀬ダム~湯股温泉、晴嵐荘・噴湯丘

エメラルドグリーンのダム湖の高瀬ダムから、整備された道を歩き、晴嵐荘を経由して「噴湯丘」を目指しました。夏の木々の深緑が綺麗で、透き通った水の色に感動しつつ、噴湯丘とその背景の素晴らしい景色に圧巻。癒されながら自然の素晴らしさだけでなく、厳しさを同時に感じる景色。自然には逆らえない現実を痛感せずにいられませんでした。

●先ずは、大町市街地から七倉ダム・七倉山荘へ
一般車は七倉ダムにある七倉山荘まで自家用車で入っていただけます。その後は、特定タクシーで2,400円/1台乗合で、片道20分ほどかけてロックフィルダムとしては日本一の高さを誇る、素晴らしい雄姿の「高瀬ダム」を上がります。高瀬ダムを上がると目に飛び込んでくるのは、エメラルドグリーンのダム湖です。今の時期は、夏の木々の深緑とダム湖の融合をお楽しみいただけます。

●高瀬ダムからは晴嵐荘へ(片道 約2時間半)
晴嵐荘を目指して歩くのですが、アップダウンは比較的少ないのですが、少し長い距離が気になります。時折見えるダム湖を観ながら進んでいきます。コース道のりは、分かりやすく、歩きやすく整備されていました。途中、避難小屋や水飲み場などもありましたが、ただただひたすら歩くので時々は休憩をいれながら、焦らず歩くのがおススメです。晴嵐荘前では、新しく出来た吊り橋を渡ります。橋の下の透き通った川の水には小さな魚も泳いでいました。

●晴嵐荘から高瀬渓谷の噴湯丘(国天然記念物)へ(片道 約20分)
晴嵐荘でランチとお風呂に入ったあと、国の天然記念物「噴湯丘」へ行きました。先に進みながら川の所々では、湯気や温泉が湧いていて温泉気分を味わえそうでした。
※噴湯丘:温泉沈殿物(おもに石灰華)が河床に堆積し、もり上がって噴湯丘がつくられます。中央の沸き口に白い豆状の大の霰石(球状方解石)を見ることが出来ます。

晴嵐荘さんのお風呂、源泉かけ流し!
ずっーと入っていたくなる柔らかなお湯でした

かつての伊藤新道。
水位が高い時は伊藤新道のすぐ下まで川の水がくるようです

あちらこちらで湯気が、サウナのよう!

驚きの生物、生きています!プランクトン!

 

ついに登場、川の向こうに見えるのは大変に貴重な噴湯丘!
国の天然記念物!対岸から観ていました

対岸の緑の景色が綺麗で、違う世界にみえました

★晴嵐荘HP コチラ

★晴嵐荘facebook コチラ

★七倉荘から特定タクシー『新高瀬川発電所管理用道路』通行については コチラ
 (【タクシー】『七倉 ~ 高瀬ダム間 特定タクシー』 )をご確認ください。

通行できる車両:アルピコタクシー 0261-23-2323/アルプス第一タクシー 0261-22-2121
※年によって、通行期間や時間の変更がございます。詳細につきましては、シーズンの4月上旬頃の発表となります。
※高瀬ダムからタクシーを利用する場合、上記の通行終了時間の40分前までにご連絡ください。それ以降の呼び出しについては、ご利用できない場合がございますので、ご注意ください。
※高瀬ダム堰堤に設置してあります、電話BOXをご利用いただけます。
※上記の時間内であっても規制雨量に達した場合は通行止めになります。

今回の噴湯丘については、2022年の夏に行った時の状況です。
天候によって、高瀬川の流れが変化し水位の上昇によっては、橋が流される事態や噴湯丘まで辿り着けないこともございます。行かれる際には情報を収集してお出かけください(梅雨や台風の時期などの雨量の多い天候には、くれぐれもご注意ください)。

 

2023年バージョンはコチラ

PAGE TOP